top of page

ワイヤー矯正の基礎と実践

アライナー矯正を成功に導くために

 近年のデジタル技術の向上にともない、我々をとりまく矯正臨床は大きく進化し、その発展は目を見張るものが有ります。特に最近ではこのデジタル技術を応用したマウスピース矯正、いわゆるアライナーによる矯正治療が広く普及してきています。その一方で十分な教育を受けないままアライナー矯正に手を出す臨床医も多く、不適切な患者誘導や診療体系により患者に不利益を与えてしまうトラブルも増加しています。アライナーで全てのケースを治せるわけではありません。当然アライナーには不向きなケースも多く有りますので、患者に適切な医療を提供する為には、ワイヤー矯正の知識と技術が必須です。

 そこで本セミナーではアライナー矯正を成功に導くために、ワイヤー矯正の基礎と実践と題してセミナーを開催し、ワイヤー矯正とアライナー矯正のコツと実践を皆さんに分かりやすくお話しさせていただくこととしました。

 多くの先生方のご参加をお待ちしております。

本セミナーについて

アライナー矯正を成功に導くために必要な知識(リカバリーに必要とするワイヤー矯正の基礎知識、アライナーの特性、成功のコツ、アンカースクリューの応用)の習得を目標としたセミナーです。

1

ワイヤー矯正の実践

1 ブラケットポジションング

矯正歯科治療はブラケットポジションに始まり、それに終わると考えられます。ブラケットのポジションが適正であれば難症例も容易に改善することが可能となり、逆に容易な症例もポジションが悪ければ難症例になり、改善が困難になります。まず初めにワイヤー矯正にとって最も重要なブラケットポジショニングの考え方についてお話いたします。

2 Ⅱ級とⅢ級不正咬合の成立機序と治療

前後的な不正のある症例を治療する時にその成立機序を理解することが重要です。不正咬合が成り立つ過程をご理解いただき、それぞれの不正咬合の効率的な改善方法についてご説明します。

3 ワイヤーへのスピーの付与について

ワイヤーへのスピーの付与は骨格の垂直的なコントロールにとって非常に重要です。ワイヤーに付与するスピーカーブの意味とその方法について解説します。

4 成長期小児の治療計画

一貫性を持って小児の治療計画を立てられない。今,何をすべきか分からない、といった疑問を聞くことがあります。これらの疑問に明確にお答えします。

5 顎間ゴムのデメリット

顎間ゴムは不正咬合の前後的あるいは垂直的な問題を改善する時に必須となる一方、デメリットも存在します。顎間ゴムのデメリットをご理解いただき、その対処法について解説します。

6 側方拡大時の注意点

この項目では下顎歯列拡大の限界量の算出方法とアーチワイヤーによる歯列の側方拡大方法についてお話しさせていただきます。

7 スペースクローズ時の戦略

スペースクローズ時に隣在歯が抜歯部位に向かって倒れ込むことにより下顎ではスピーカーブが強くなり、上顎ではリバースカーブがついてしまうことがあります。これはクローズループの強さと反作用に対抗するゲーブルベンドのバランスが取れていないことに起因します。本項ではその対処法について解説します。

8 下顎は抜いて放置(ドリフトドンティクス)

これはAlexanderが提唱した効率的な治療法の一つです。25年ほど前に先生から教えを受け、現在も症例によって適応し、効果を得ています。ここではその概略についてお話しさせていただきます。

9 正中合わせの最終兵器

上下歯列の正中合わせを行う時に非常に有効な方法です。この極意を授かるために、以前より懇意にしている台湾長庚大学のElic Liou先生を日本大学に招いてご講演いただきました。その後臨床経験を経て、自分なりに試行錯誤した上で改変した方法についてご説明します。

10 傾いたスマイルの治療

笑った時に口が曲がったように見える、歯の高さが左右で異なる、といった主訴を持つ症例に対し、非外科的に改善する方法を紹介します。これも前出のElic Liou先生の方法を改変した方法を解説します。

11 埋伏犬歯の救世主

通常の埋伏歯では萌出スペースを確保した後にパワーチェーンなどで牽引すれば容易に歯列内に取り込むことができますが、上顎犬歯がかなり深い位置に埋伏し、場合によっては隣在歯の歯根吸収を伴うような難症例に遭遇することがあります。そんな時にこの方法を用いれば早期に、そして安全に犬歯を誘導・牽引することが可能です。

2

アライナー矯正の実際

アライナーを用いた臨床例を通して、アライナーの特性をご理解いただき、成功のコツやアンカースクリューとの併用の際の注意点、ワイヤー矯正によるリカバリーの方法について解説します。また、アライナーに不向きな症例にアライナーを用いる場合の注意点について触れさせていただきます。

3

アンカースクリュー植立の基礎と実践

アンカースクリューの植立方法について解説した後、頬側歯槽部に植立したアンカースクリュー臨床例、口蓋正中部に植立したアンカースクリューの臨床例を供覧し、その効果と応用例についてご理解いただきます。

​開催日時

[ 第1回 ]

2025年9月4日(木)

10:00〜16:00 

[ 第2回 ]

2025年11月6日(木)

10:00〜16:00 

(開場 9:30)

​定員

各回 30名

​会場

株式会社バイオデント

B1Fセミナールーム

東京都荒川区西日暮里2-33-19 YDM日暮里ビル

[ 日暮里駅・西日暮里駅・三河島駅から徒歩7分 ]

​受講料

¥18,000(昼食代・税込)

*クレジットカード決済、もしくは銀行振込にてお支払いいただきます

<クレジットカード決済の場合>

*お申込み後、御請求書・クレジットカード登録用URLをメールにてお送りいたします。

  クレジットカード登録をもってお申込み確定(お席確保)とさせていただきます。

​*なお、開催7日前頃(全額キャンセル料発生時期)にご登録のクレジットカードより決済させていただきます。

<銀行振込の場合>

*お申込み後、受領メールと共に御請求書をメールにてお送りいたします。

  御請求書発行より2週間以内に指定の銀行口座へお振り込みください。

  お振込みをもってお申込み確定(お席確保)とさせていただきます。

  なお、キャンセルによるご返金に関してはキャンセルポリシーに則って対応させていただきます。

参加対象

  • ワイヤー屈曲の基礎を学びたい方

  • ​ワイヤー又はアライナー矯正で治療中の方/これから始められる方

  • ​アライナー矯正の特性と成功のコツを知りたい方

  • とにかく失敗したくない方

本セミナーご参加後、ご要望によりステップアップコースを企画しています!

ベーシックコース(全5回)

クリニカルコース(オンライン)

  • 矯正診断の実際

  • ​ボンディングの実際

  • ​治療ステップごとの進め方

  • ワイヤーベンディング実習

  • ​アライナー作成依頼の手順

  • その他

  • 個別諸例の診断相談

  • 治療経過のチェック

ご興味のある先生はお問合せください

お申込みフォーム

必要事項をご記入の上、送信ボタンを押してください。

後ほど担当者よりメールにて案内差し上げます

万が一、ご連絡が届かない場合は何らかの不具合によりお申込みができていない可能性があります。

その際はお手数ですがお電話にてお問い合わせいただきますようお願いいたします。

お申込み回
① 2025年9月4日(木)
② 2025年11月6日(木)
お支払い方法
クレジットカード
銀行振込

<クレジットカード決済の場合>

*お申込み後、御請求書・クレジットカード登録用URLをメールにてお送りいたします。

  クレジットカード登録をもってお申込み確定(お席確保)とさせていただきます。

*開催7日前頃(全額キャンセル料が発生するタイミング)に、ご登録のクレジットカードより決済させていただきます。


<銀行振込の場合>

*お申込み後、御請求書をメールにてお送りいたします。

  御請求書発行より2週間以内に指定の銀行口座へお振り込みください。

  お振込みをもってお申込み確定(お席確保)とさせていただきます。

  なお、キャンセルによるご返金に関してはキャンセルポリシーに則って対応させていただきます。

※繋がりやすい電話番号をお願いいたします

※緊急の連絡にも使用するため、メールアドレスは常に確認できるものをお願いいたします

Q1.このセミナーをどのようにお知りになりましたか?(複数回答可)
biodent_rogo.png

​〒116-0013 東京都荒川区西日暮里2-33-19 YDM日暮里ビル

FAX:03-3801-7560

営業時間:9:00〜17:00(土・日・祝日を除く)

© 2019 BIODENT CORPORATION

bottom of page