top of page
第2期(2026年)
小川晴也の

長期安定を目指す 矯正実習セミナー
対面にて矯正実技スキル上達を一緒に目指しましょう!
“ちょっとした事でも大切なこと” 私の矯正を細かくお伝えいたします。
目指すのは患者様の “長期安定” です。
本セミナー開催の目的
私たちが患者のために真に目指すべき治療目標は、治療結果が審美的に良好であるばかりでなく、身体の機能に順応しながら加齢にともなう生理的形態変化を伴いながらもその形態が長期に安定し得る個性正常咬合です。近年デジタル技術の向上にともない、種々の装置への工夫や進化が行われているとともに矯正治療に関する情報も溢れている昨今、初学者であっても矯正治療を手がけやすくなっているように感じます。しかしどのような装置を使うにしろ、治療後も安定すべきところに歯を動かすということが重要です。治療結果が加齢変化を伴いながらある程度の安定を長期に示すためには、長期安定するための矯正学的ルールを遵守するとともに習癖や咬合干渉などの矯正装置以外の力の要素について留意する必要があることが重要です。
今回のセミナーは長期安定に必要なことがらの詳細を知って頂くとともに、その治療目標を達成するための実技の習得を目的として企画いたしました。実習については、ワイヤー矯正を成功させるために必要ないくつかの基本的ワイヤーベンディング、臨床で使って便利なバイトプレートの作成方法、そして歯科矯正用アンカースクリューを使ったⅡ級1類のタイポドント実習を通してワイヤー矯正の技術を習得して頂きます。
従いまして、矯正臨床に興味がある方なら初学者の方でも大歓迎です。一方、矯正治療を多く手がけていらっしゃる先生方にとっては、僭越ながら私、小川晴也が行っている独自の臨床に触れて頂くことにより、知識と技術の引き出しがさらに増えて頂ければと願っています。
